6月の体験教室~初じめての鍼は?~

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アトピー性皮膚炎、頭痛、腱鞘炎・肘痛・腕痛・肩痛
生理痛・更年期障害などの婦人科系の症状なら

~多治見市音羽町4丁目 女性鍼灸師・整体師が営む治療院~

鍼灸 治療院ゆうら
TEL:050-3700-7605                  http://eura-chiryoin.jp
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6/17(日)に体験教室を開催しました。2名の参加予定だったのですが、1名風邪を引いてしまいキャンセル。ということで今回は1名で行いました。

この体験教室は、鍼(はり)・灸(きゅう)の体験だけでなく、東洋医学について知ってもらいたいので、前半は、超基本的な東洋医学のお話。

でも東洋医学を全く知らない方は「???」って感じは否めませんが、それでもなんとなく「へ~そうなんだ」と思ってもらえたらいいなと思っています。

今回ご参加の方からも「難しいですが、流れは理解できました」とコメントをいただきました。

講義の後は、鍼灸体験。鍼灸は「経験なし」の参加者さん。今回は、お一人で時間もあったので、ベッドに寝ていただき、手足に4本、鍼を刺してみました。

ちなみに刺鍼場所は、足のツボの「三陰交」と、手のツボの「合谷」。「チクッ」という感覚はあったものの大丈夫なご様子。「未知の世界でしたが身近に感じられました」と。良かった良かった。

鍼体験の後は、お灸体験とツボ探し。お灸は色々なお灸をご覧いただきました。セフルケアでも使える市販されている台座のお灸や、プロが使うお灸、前回ご紹介できなかったんですが(ごめんなさい)自宅でも簡単にできる棒灸セットをご紹介。

ツボを探しながら、台座のお灸や棒灸をご自身で行っていただきましたよ。片足だけにしてもらいました。片足が軽くなり、少し青みがかっていた足の色も、白くつやのある色に。

とすべて終了~。「効果をしっかり実感できました」とうれしい一言をいただけました。ご参加いただきありがとうございました。

当院では、これからも毎月1回のペースで同内容の体験教室を開催しますので、興味のある方はぜひご参加ください。7月の開催は、7/26(木)です。参加には、事前のお申込みが必要です。

体験教室の詳細はこちら>>>

 

倦怠感・胃腸の不調と梅雨の関係

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6/6(水)に東海地方も梅雨入りが発表されましたね。

私も先週の水曜日、なんだか今日は軽い頭痛がするな~と。そう、気候や気圧の変化で起こる私の偏頭痛が、季節の変わり目、そろそろ梅雨入りですよ~と知らせてくれました。それになんだか体もだる重く、胃がスッキリしない…さらには症状は進行して、今週月曜日は、う~腰全体と足首が重痛い!

私の父も、なんだか体がだるく、膝がガクガクすると。ということで父には治療をして、はぁ~楽になった~。と。足の運びも良くなりました。

ということで、私以外にも、体がだるい・重い、胃腸の調子が悪いなどの不調を訴える人が多いこの梅雨の季節の自然界の邪といえば、じめじめとした「湿邪(しつじゃ)」。

「湿」は、「陰」の邪で、体の下部を犯しやすく、重く、停滞する性質があります。つまり、足腰などの下半身に症状がでることが多いんですね。足がむくむとか、腰が重いとか。これ、まさしく私ですね。

そして「湿」は、「脾と胃」を犯しやすい、つまり消化器系を犯しやすいと言われているんです。胃がもたれる、胃がスッキリしない、食欲不振、ひどくなると吐き気などの症状が現れます。

そして「脾」が不調になると、気血が作り出されにくくなり、体がだるい・重い、倦怠感などの症状がでてくるのです。

梅雨の時期の「湿邪」が、胃腸に影響し、体のだるさや倦怠感、足腰などの下半身の症状をもたらすんです。

足のむくみなどがひどい場合は、利尿効果の高い温かい緑茶、胃腸の調子が悪い方は、温かいジンジャーティーをどうぞ。そして夜にはゆっくり温かい湯船につかり、寝てくださいね~。

そしてセルフケアで使いやすいおススメのツボをご紹介

「足三里(あしさんり)」:胃のツボといえばこのツボ!膝のお皿の下から指4本分下で、足の全面の真ん中にある出っ張った骨から2㎝ほど外側にあるツボ。

「公孫(こうそん)」:胃と脾を連絡するツボ。胃と脾のバランスを整えます。胃が気持ち悪くて、ちょっと吐き気が…なんて方にもおススメ。足の親指側の側面指1本分ぐらい上をスーッと足首に向かって指を滑らすと、足の甲が高くなり始める辺りのポコッとへこんでいる所。

「内関(ないかん)」:腕の内側にある万能ツボ。乗り物酔いで有名なツボですが、消化器系にもいいんです。手の平側で、手首から指3本分肘側の真ん中あたり。

なかなか良くならない…なんて方は、ぜひ当院にご相談くださいね。

下歯のトラブル、もしかして腸・脱毛が関係?!

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前回のブログ「私のお気に入り:電動歯ブラシ~30代歯のトラブルが次々!~」の続き。

今回は、この渦中の時にはわからなかったけど、東洋医学を学んで「まさか!」と思ったお話。

東洋医学では、目には見えませんが、体には、経絡(けいらく)という路線が走り、その路線の各駅が、経穴(けいけつ=ツボ)です。東洋医学をベースに治療を行う時は、これらの経絡、経穴を使って行います。

今回の30代でトラブルが勃発したのはすべて下の歯。実はこの下の歯は、経絡の大腸経と関係が深いのです。ちなみに上の歯は胃経との関係が深いんですよ。

実は私は、この下の歯のトラブルが出る前に、1か月内に度重なる遠方(東京から北海道や金沢や福岡などなど)への無理な日帰り出張(朝一の飛行機で行き、最終の飛行機で戻るなど)が続き、腸をあっという間に悪くしてしまったのです。

腸が、酸化しているかのようで、いつもお腹がすっぱい感じで、気持ち悪い…病院に行っても原因はわからず、病名が付くこともなく、処方された薬を飲んでも良くならず。

「これは自分でなんとかするしかない!」と思い、腸に良いことや色々なサプリメントを試しました。「快掃丹」というサプリメントに辿り着き、5年ほど飲み続け、改善しました。

この頃はわかりませんでしたが、大腸と下の歯は、東洋医学的には関係があり、もしかしてこの腸の不調で、下の歯が?と思ったわけです。

そしてもう一つ。30代の初めに、全身脱毛をしました。私の場合「わき」以外で一番気になっていた所は「肘下の腕の毛」。薄くて、細くて、長~い毛が、ふさふさ生えていました。今は、つるつる。

東洋医学では、「毛は弱い所を守っている」と言われています。「毛」は大事な役割を果たしているんですね~。そして私のその肘下の腕の毛の場所は、まさに大腸経のラインをカバーしていたのです。

この脱毛が下の歯のトラブルに直接関係したのか、偶然なのかはわかりませんが、東洋医学的に見ていくと、もしかしたら関係していたのかも?という話でした。

 

 

 

 

初めて体験教室を開催!

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4/15(日)に体験教室を開催し、3名の女性の方に参加いただきました。体験教室は、「東洋医学・鍼(はり)・灸(きゅう)をもっと身近に」をテーマに、東洋医学のこと、鍼(はり)・灸(きゅう)を知ってもらうための入門編として毎月開催する予定で、今回初めての開催。

まずは、東洋医学の基本的なお話。東洋医学のことを全く知らない方に、説明することの難しさをしみじみ実感しました。独特の世界観があったりするので、その感覚をお伝えするのが難しいです。

きっと一度聞いただけは「???」かもしれませんが、「気・血・水」「陰陽」「五行」という考え方があるということを、少しでもご理解いただけたらなぁ~と思います。

皆さんのお顔の様子を伺いながら、わかりにくいかな???と思いながら説明していましたが、「奥が深くて興味が湧きました」とのご感想もいただくことができました。

私がこの体験教室を開催した目的は、東洋医学について、知ってもらいたい、興味をもってもらいたいという思いからなので、うれしい反応をいただけて良かった~。

東洋医学の説明の後は、実際、ご自身でもツボを探してもらいながら、鍼(はり)・灸(きゅう)を体験していただきました。

片足だけに2か所ほどツボをお灸で刺激した後、立っていただき足踏みをしていただくと、お灸をした片側の足だけ軽くなるのを実感。たった2つお灸をしただけなのに「なんとなく違いますねぇ~」と不思議なご様子でした。

「これからの生活に役立ちそうなので、実践してみたい」とか、「セルフケアで使えそうなツボを教えてもらったので、やってみたい」とか、自分でお灸をしたことがあった方はお灸がきいているのか半信半疑だったけど続けてみたい」というコメントもいただけました。

予定は2時間でしたが、3時間近くになってしまいました…が、皆さん、ご満足いただけたようで安心しました。そして、開催して良かった~、そして、この活動を続けていきたいなぁ~と思いました。

これからも毎月1回のペースで開催しますので、興味のある方はぜひご参加ください。体験教室の詳細はこちら>>>

首肩こりスッキリ。足のむくみもスッキリ?!

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50代女性。主訴は、首肩の痛み。若い頃からずっと首肩こりでお悩み。雨の日や寒くなると症状も悪化するとのこと。首の回旋、側屈時に痛みやつっぱり感がでます。動きはさほど悪くありません。

あと気になるのは、足のむくみ。そして最近は、花粉の影響で鼻症状と目のかゆみ。中学生頃から慢性の便秘。そして5年前ぐらいから尿検査で、たびたびひっかかることが多くなったとか…舌を見せてもらうと多めの白苔。どうやら「水」が関係している感じですね~。

首肩こりの前に、足のむくみの話を。足のマッサージしたりしてもなかなかむくみが良くならない方がいます。私の母もある日、右の足の甲がパンパンになってしまった時がありました。足のツボをいくつか触って反応を見ましたが、多少は改善するものの、むくんでいるのが目で見てはっきりわかるぐらい、まだまだむくみがとれませんでした。そこで作戦を変更し、足ではないある周辺のツボを試してみました。すると足の甲のむくみがスッキリ。そうこの方も同じようなタイプでした。

そのヒントになるリンパの流れの話。実はリンパの流れは、左右対称ではありません。ご存知でしたか?リンパの流れは、右上半身とそれ以外に分かれているんです。リンパの最終回収地点は、鎖骨の下にある静脈角。右の静脈角には右上半身、左の静脈角には、全部の下半身と左上半身のリンパが注がれます。つまり足のリンパが最終的に回収されるところは、左なんです。えっ?そうなの?って感じですよね。

左の静脈角は担当している範囲が広く、実はこの左上半身でリンパの渋滞が起きていると、足がむくむということがあります。こういうときは、いくら足をマッサージしても改善しないんですよ。そう、つまり上半身、特に左上半身がキーになります。

この方の足のむくみも左上半身のリンパの流れと関係していましたよ。そこで治療方針は、「水」そして臓腑は「肺」「腎」を中心にアプローチ。1回目の施術で、首肩もそして足のむくみもスッキリしたとか。いつも雨の日は症状が悪化するのに、さほど気にならなかったようです。そしてお顔のむくみもスッキリしたようで、会社の同僚から「やせた???」と声をかけられたとか。ずいぶん水はけが良くなったようですね~。

この方、実は治療を終えると、膝下の内側に5㎝程の赤いラインが出現しました。そして2回目の治療後は内側だけではなく、膝の外側にも同じような赤いラインが出現。随分流れが良くなったんですね~。

首肩こりがあって、足のむくみが気になるあなた。それは左上半身のむくみが原因かもしれませんよ~。気になる方はぜひ当院にご相談ください。

 

※施術効果は個人差があります。

春一番~頭痛・めまいの警戒シーズン~

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今日から3月。昨日の夜、雨風がすごかったですね。いよいよ春の訪れを実感できるようになりましたね。でも私には実はこの3月の上旬は、危険なシーズン。

そう、春一番が吹くころ勃発する、ひどい片頭痛が理由。気圧や温度の変化などの気象性の片頭痛をお持ちの方で、私と同様、この季節が一番つらい!!ひどい!!という方も多いのではないのでしょうか。

私の場合、一日で良くなることが、ほとんどですが、この日ばかりは、鎮痛剤を飲まずにはいられません。頭もガンガン、さらに三叉神経を刺激して、目の奥までズキンズキン、自然に涙目になります。ここ数日、横になると、耳の近くでドックンドックンと拍動を強く感じることが数回。注意信号が出てきましたよ~。

最近の研究では、体の平衡感覚をつかさどる内耳には、気圧の変化を感知し、脳に信号を送るセンサーがあるとのこと。気圧の変化で交感神経が興奮して血管を収縮。そしてその反動で拡張が起こり、神経が刺激され痛みが発生するとか。実はこれは「乗り物酔い」のメカニズムもよく似ているそうです。そのため気象の変化による片頭痛の予防に「酔い止め薬が効果的」とも言われています。

東洋医学では、「春」が配当されている五行は「木」です。そしてこの「木」に配当されている臓は「肝」、配当されている自然界の外邪(じゃ)は「風」。

つまり、この春の季節。春先は、春一番といわれる風に代表されるような強い風が吹きます。春に配当されている外邪は「風の邪=風邪(ふうじゃ)」。

「肝」には「気」を全身にめぐらす働きがあり、自律神経と深く関わっています。「風邪」は「肝」を乱しやすく、「肝」が乱れると、自律神経が乱れやすいということに。

そして「陽」の性質で、軽くて上昇しやすい「風邪」は、頭痛やめまいなど、上半身に症状を引き起こしやすいという特徴があります。東洋医学から考えると、この春に片頭痛がひどいというのも納得できるんですね~。

ということで、本来なら温かく気持ちの良い春。頭痛やめまいなどから解放され、心身ともに良い春を迎えるための、使いやすいおススメのツボをご紹介。ぜひセルフケアに取り入れてください。

「内関(ないかん)」:乗り物酔いに効果的なツボ。気象性の片頭痛に「酔い止め薬が効果的」と上で紹介しましたが、いやいや、薬に頼るなんてもったいない。このツボをぜひ使ってください。今から毎日ここを指で刺激するもよし、お灸を使うもよし。

「中渚(ちゅうしょ)」:片頭痛を感じるならこのツボを。手の甲の薬指と小指の間のみずかきから手首側に向かって骨を超えた所にあるくぼみの所。手のツボなので、いつでも簡単に押せるのでおススメ。

 

 

そろそろ~鼻症状の花粉症対策~

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今日は花粉症のお話。東海地方では、スギ花粉のピークは3月上旬~中旬、ヒノキのピーク4が月上旬~中旬頃だとか。岐阜県は昨年に比べてやや多いと予想されているみたいですね。

保険適用となったので「舌下免疫療法」を取り入れる方も多くなったかもしれません。アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含むエキスを舌下に投与し、体内に少しずつアレルゲンを吸収させ、アレルギー反応を抑えていく方法。秋頃から開始するのが望ましいと言われています。ということで、これから来るスギ・ヒノキの花粉症対策には間に合わない…。

実は私もスギ花粉アレルギーを持っています。10年程前に、軽めの帯状疱疹をしたことがあり、その時先生からアレルギー検査を進められ、環境系のアレルギー検査をしました。そしたらあらびっくり、スギ花粉アレルギーがあるじゃありませんか。アレルギーレベル5段階の「レベル3」。

余談ですが、これ以外に、ゴキブリ。これはゴキブリの油だそうです。そして蛾。これは蛾の粉だそうです。驚きました。そんなものを持っていたなんて…この子達とあまり接しない、いや接したくないので、アレルギー反応を起こすこともないと思いますけど(笑)。

さてさて話を花粉症に戻して。スギ花粉アレルギーがあること、びっくりした理由は、症状がなかったから。あえて言えば、花粉症の皆さんが今日はたくさん飛んでてきつい!といった日などに、そういえば、今日は目が少ししょぼしょぼするかな~程度なんです。そう、アレルギーを持っていても症状が出にくい人もいるんですよ。

花粉アレルギーの症状が鼻に出る方、それ以外にも鼻炎の方、副鼻腔炎の方など「鼻」に悩みを抱えている人は、小鼻の横当たりから頬骨の下の頬骨に沿って、リンパの流れが悪く、しこりのような硬さがある方が多いですね。ツボでいうと、迎香(げいこう)、巨髎(こりょう)、顴髎(けんりょう)のあたり。骨の硬さじゃありあませよ~(笑)。左右を比較すると、鼻がつまりやすい方、鼻水がよく出る方が、より硬い場合も多いです。

ここのリンパの流れを良くして、しこりのような硬さを改善すると、鼻づまりや鼻水の状態が改善されることがあります。先日も鼻水・鼻づまりの方がいらっしゃっいましたが、2回目にご来院いただいた時、「そういえば、鼻水・鼻づまりが良くなってます。鼻をかむ回数が減ってます」と。ただ、この部分だけでなく、リンパが流れていく経路の先で渋滞していると、流れにくくなってしまうので、全体の流れを良くしていく必要ですが…。

鼻とリンパなどの水分の循環。この2つに関係しているのは、東洋医学では「肺」なんです。水分の循環は「へ~」って感じですよね。東洋医学では「肺」が全身に水を散布する役割があると考えているんですよ。

鼻症状を抑える自分でできるセルフケア

症状を緩和するためには、迎香(げいこう)、巨髎(こりょう)、顴髎(けんりょう)周辺の頬骨の下の流れを良くすることが大事です。頬骨の下の硬いところに人差し指・中指・薬指の3本の指の腹をあてて、上に持ち上げてキープ。1か所1分位。気になる場所がまだあれば、指を移動させてまたキープ。これだけで頬あたりの流れが良くなり、柔らかくなってきます。深呼吸とともに行うとさらに効果的です。ぜひ試してみてください。効果が出にくい方は、全身の流れを改善することをお勧めします。そんな時はぜひ当院にご相談くださいね。

 

※施術効果は個人差があります。

 

 

 

 

 

 

両腕が上がらない…

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今回は、両腕が痛くて上がらなくなってしまった50代女性の改善例を。これは多治見に来てからのお話。またまた上肢に関係するお話。それにしても、私の所には、上肢に問題を抱えている方の来院が本当に多いですねぇ~。お蔭様で得意分野になってきております。

さてさて、3週間ほど肩と背中の痛みがあり、週に数回、接骨院に通っていたようですが、良くなるどころか、当院に来る3日ほど前より、痛くて両腕があげられなくなり、洗濯物を干したり、キッチンの上の棚の物を取り出すことができないなど、日常生活に大変困るとのことで来院。

1回目の施術前に、前からゆっくり腕をあげてもらったところ、肩より少し上になると、もう痛みがでて、あがらない様子。あげ方も恐る恐るです。そのぐらい痛いってことですね。施術終了後、また腕を上げて確かめてもらいました。ゆっくり恐る恐る。でも施術前より痛みがなくなっていたので「あれ~。上がる~」とあの痛みは何だったの?とでも言いたげな不思議そうな顔。まだ痛みはあるものの、両腕をあげられるようになりました。次週まで来院できないとのことで、その間にやっていただきたい、首、肩、腕、手首の簡単にできる運動を教えて、コツコツと毎日やっていただきました。

2回目に来院したときは、1回目の施術後よりも、スムーズに両腕は上がりました。が、まだ少し痛みは残っているよう。また立っている姿勢より、寝た姿勢で両腕をばんざいする方が痛みが強いとのこと。その情報とその時痛む箇所を確認して再度施術。施術後、立った姿勢でも、寝た姿勢でも両腕を上げても痛みは気にならなくなりました。

今回は急性だったので、この後少し様子を見ていただき、2回目の施術後も教えた運動を毎日コツコツと実施していただくことに。その後、ぶり返すこともなく、1か月以上たった今も状態は良好で、肩・背中の痛みもないので、接骨院にもあれから通っていないとのこと。

ただ、少し気になることが。この女性、少し前に子宮腺筋症で大量出血で貧血状態となり入院し、肩や背中が痛くなり始めた少し前から仕事復帰したところでした。手術も進められたが、現在はリングを入れて様子を見ているとのこと。貧血状態で入院後、回復したからと仕事始めたすぐ後に、肩や背中の痛み、そして腕があがらないという状態に。ふむふむ、どうやら東洋医学的には「血」と関係がありそうです。施術では、筋肉に対するアプローチだけでなく、東洋医学的に「血」へのアプローチ、また腹部瘀血のアプローチを行いました。

ご本人は、時間がかかるだろうなぁと覚悟していたようですが、短期で改善できたことで、ご満足いただけたようです。今回は、症状がでてから早く来院いただいたこと、そして教えた運動をコツコツやっていただいたご本人の努力で改善が早かったと思います。改善への道のりも、患者様と施術者の二人三脚。そんな良い例でした。

 

※施術効果は個人差があります。

大人のアトピー性皮膚炎

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明けましておめでとうございます。新年1発目のブログは、私がお役に立ちたいと思っている一つ、大人のアトピー性皮膚炎の東京で施術していた時の改善例のお話。

子供の頃からアトピーで悩んでいる20代女性。鍼灸治療でアトピー性皮膚炎の症状改善と体質改善始めることに。通院は月1回。病院で処方されているステロイド剤や保湿剤も利用中。

再発予防のためにも根本原因を改善することは大事です。とよく言いますが、アトピー性皮膚炎は、赤みや痒みといった症状を抑えることがとても重要です。痒みは、なかなか我慢できませんし、無意識に掻いて、皮膚症状をさらに悪化させてしまいますから。

当院では、皮膚の赤みや痒みの症状を抑えるために、皮膚症状がある箇所を丁寧にお灸で施術します。お灸をすることで赤みがひき、痒みが落ち着きます。それと同時に体質改善のための鍼灸治療を、その方に現れてる症状や触診などの情報から、治療方針を決めて施術していきます。

東洋医学では、皮膚への症状の現れや皮膚のバリア機能は、五行の臓腑では特に「肺」と関係があると考えています。この女性も「肺」へのアプローチが中心でした。

ストレスの多い月や、睡眠時間がなかなか取れなかったり、寝る時間が遅かったりすると、症状はひどくなり、首筋から背中全体、膝窩、太腿内側、肘窩など広範囲に渡り、赤みと痒みがでることも頻繁です。皮膚も少し黒く、硬い状態です。

治療を開始し数ヶ月間は、赤みと痒みが広範囲におよぶことが多く、月一の鍼灸治療の間に、悪化することもたびたび。しかし徐々に膝窩や太腿内側、肘窩などの箇所に症状が出ることが減り、背中も全体から部分へとどんどん範囲が狭くなってきました。

鍼灸治療だけでなく、生活習慣にも気を付けてもらいました。特に睡眠やストレスの発散や回避。真面目な性格な方なので、あまり根詰めないで「ほどほどに」を念頭に、睡眠をしっかり、そしてできれば24時前に寝てもらうように。

半年ほどすると、症状が出る箇所は、首周辺の限られた場所だけになってきました。また月一の鍼灸治療の間に症状がひどくなることもほぼなくなり、ステロイド剤や保湿剤の利用も少なくなってきたとのこと。

痒みなどの煩わしい症状が緩和されると、心の状態も安定し、好循環のサイクルが生まれてきます。一度良くなるスイッチが入ると、どんどん良くなってきます。今回のこの女性は、月一回の通院でしたが、それでも皮膚症状は良好に、でも体質改善までにはまだ時間はかかりそうですが、まずは一歩前進!

長い期間悩んできた体の症状。なかなか自分だけでは上手くバランスを取り戻せない…アトピー性皮膚炎もその一つ。そんなあなたの治癒力を高めるスイッチを入れるお手伝いをしたいと思っています。

PS:昨年アトピー性皮膚炎の方に処方される医療用の保湿剤「ヒルドイド」が、高価な美容クリームよりも効果があると美容目的での使用が横行し、医療費が増大していることから、平成30年度の診療報酬改定を前に、保険適用外にすべきだとの提言がある。というニュースを目にしました。これから動向に注目です。

 

※施術効果は個人差があります。

冷え性~あなたの冷えは?東洋医学編~

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昨夜から「あれ雪?」というぐらいのパラパラ降っていた雪。今朝起きたらうっすら積もって、今も少し舞ってますね。う~寒いです。衣服やカイロなどをうまく使って冷え対策してくださいね。

さて前回は、西洋医学の視点から「冷え」を見てみました。今回は東洋医学の視点から見ていきます。

東洋医学は、昔から「冷えは万病の元」と言い、「冷え」の状態は病気につながるとして、重要視していました。東洋医学には、「陰」と「陽」という考え方があり、そして東洋医学の生命活動を営む上で重要な構成要素「気=エネルギー」、「血(けつ)=血液」、「津液(しんえき)=水分」があります。

「気」は「陽」に属す
「気=エネルギー」と表現することが多いですが、実際にはもっと奥深いものがあり、それがまた分かりにくさに繋がっています。その奥深さは、私達が日頃から使っている漢字から感じ取ることができます。それは「気」の漢字を持つ言葉。「天気」、「気候」、「蒸気」、「元気」、「気配」、「気力」、「気合」、「殺気」などなど、これらの漢字から感じる「気」は、東洋医学で意味する「気」でもあります。なんとなく感じていただけましたか?「気」にはいくつかの種類があるのですが、今回はこの部分は省略します。この「気」によって起こる「冷え」があります。

「気」は、

1)推動作用:成長や発育、生理活動、新陳代謝に関連し、血や津液を全身に巡らせる
2)温煦作用:臓腑や器官などの組織を温め、体温を保持する
3)防御作用:体表で外邪の侵入を防御する
4)固摂作用:血、津液などをつなぎ留める、血が脈の外へ漏れ出さないようにする
5)気化作用:精から気に、気から血や津液に、津液が尿や汗に、変化させる

とういう働きがあります。気が不足すると「気虚」という状態に、1)~5)の作用が低下します。2)温煦作用が著しく低下すると「陽虚」の状態となり、全身に血や津液を巡らせることや、体温調節が難しくなり「冷え」を生じるのです。

「血(けつ)」、「津液(しんえき)」は、「陰」に属す
「血(けつ)=血液」は、津液と「気」の中の「営気(えき)」で作られ、脈中(血管)を流れて、四肢や臓腑を潤します。「津液(しんえき)=水分」は、体内の飲食物から分離した水様のもので、唾液、涙、鼻水、汗、尿なども含まれます。この「陰」によって起こる「冷え」があります。

「不足」の場合
血が不足した状態を「血虚」といい、「血」や「津液」の「陰」が不足した状態を「陰虚」といいます。
この「陰」の不足によって、熱が体内で偏り、全身に熱をすみずみまで届けることが難しくなります。「血」が不足するのは、「血」を作り出せない場合(消化器系の不調や栄養の偏り)、「血」の消耗が激しい場合(体力の消耗)があります。「私、水たくさん飲んでるんですけど…」という方が「陰の不足」であるとき、「あるべきところになく、なくていいところにある」場合があり、代謝や循環の悪さが考えれます。

「滞り」の場合
「血」の滞りは「瘀血(おけつ)」といい、「津液」の滞りは「水毒」といいます。いずれも「血」もしくは「津液」の循環不良や滞りの状態です。
この「陰」の滞りによって、停滞した「陰」により「冷え」が生じます。また「血の滞り=血(おけつ」では、痛みを伴うこともあります。「陰の滞り」は「気」の1)推動作用の低下が関係していることもあり、「気」の不足やストレスなどによる「気」の乱れによって引き起こされることも多いです。

さて、どうでしたか?あなたはどのタイプかわかりますか?ちょっと難しいかもしれませんね。

用語は違えど、西洋医学の考え方と似ている部分もありますし、西洋医学にはない東洋医学独特の部分もあります。「気=エネルギー」、「血(けつ)=血液」、「津液(しんえき)=水分」という東洋医学的な構成要素が、「冷え性」に大きく関係していること、そして「何が?」、「どのような状態なのか?」によって、あなたの「冷え性」のタイプがわかります。

PS:当院のロゴマークにある3つの丸の白い丸は「気」、塗りつぶしの丸は「血」「津液」を表現しています。