冷え性~気づきにくい深部の冷え~

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アトピー性皮膚炎、頭痛、腱鞘炎・肘痛・腕痛・肩痛
生理痛・更年期障害などの婦人科系の症状なら

~多治見市音羽町4丁目 女性鍼灸師・整体師が営む治療院~

鍼灸 治療院ゆうら
TEL:050-3700-7605                  http://eura-chiryoin.jp
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冷え性の3回目です。1回目は、西洋医学からみた「冷え」、2回目は、東洋医学からみた「冷え」をお届けしました。

今日は私が東京で整体スクールに通っていたころの同じスクールに通っていた女性の話を。

手足の冷えはわりと自分自身で気づくことができる冷えですが、腹部、腰部、臀部周り、それも深部の冷えはなかなか本人も気が付いていないことが多いですね。深部の冷えの場合、ちょっと触っただけでは気づかないこともあります。手を置いたときは、表面上さほど冷たさを感じない場合でも、少し長めに同じ場所に手を当てていると、下の方から冷えが上がってくるような感覚がするときがあります。これが深部の冷えです。

整体スクールに行って練習をしていたある時、同じスクールに通っていた女性と話をしていた時のこと。婦人科に行って検査をしたら、2つある卵巣うち、1つからは排卵できていないようだ。とお医者様から言われたと話をしていました。

その話をした後、彼女と組み整体の練習を開始。練習中ちょっとお腹を触らせていただきました。すると「あれ~ここすご~く冷たいよ」その冷えを感じる場所は、おへその左斜め下の方で、直径3㎝ぐらいの大きさでした。本人はその冷えに、まったく気が付いていませんでした。が、排卵できてない卵巣は、まさにこの冷えのある左側の卵巣でした。そう、その深部冷えを感じた場所は卵巣に近い場所だったのです。病院での診断と冷えの状態が一致した、ある意味貴重な体験でした。

体表から感じた、その深部の冷えが、卵巣の活動や排卵に影響を与えていたかもしれません。循環の滞りは、冷えを生じることがあります。そして骨盤内の循環の滞りは、子宮や卵巣に影響し、生理痛などにも関係していることもあります。

妊活は、まず冷え対策と言われますが、妊活をしている方はぜひ一度ご自身のお腹に手のひらを当てて、一か所、一か所、丁寧に、ゆっくり、お腹全体を触ってチェックしてください。体表の冷えだけでなく、お腹から深い所から何か情報をもらうイメージで、深部に冷えがないか確認してみてください。(深部の冷えはわかるようになるまで少し時間とコツが必要かもしれませんが)

妊活とは関係のない方も、またお腹以外の場所もやってみてください。ワファリンなどの血液サラサラにする薬を服用している人以外で、内出血しやすい方は、血流の滞り、冷えている場所があるかもしれません。前回、ピンポイントの腰痛が深部の冷えによるものだった。というブログも書きましたが、冷えは痛みを生じることがあります。痛みを感じる所を触ってみると、実は他の場所と比べて冷えているということもあります。

まずはぜひご自身の冷えご自身の手で確認してみましょう。

冷え性~あなたの冷えは?東洋医学編~

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昨夜から「あれ雪?」というぐらいのパラパラ降っていた雪。今朝起きたらうっすら積もって、今も少し舞ってますね。う~寒いです。衣服やカイロなどをうまく使って冷え対策してくださいね。

さて前回は、西洋医学の視点から「冷え」を見てみました。今回は東洋医学の視点から見ていきます。

東洋医学は、昔から「冷えは万病の元」と言い、「冷え」の状態は病気につながるとして、重要視していました。東洋医学には、「陰」と「陽」という考え方があり、そして東洋医学の生命活動を営む上で重要な構成要素「気=エネルギー」、「血(けつ)=血液」、「津液(しんえき)=水分」があります。

「気」は「陽」に属す
「気=エネルギー」と表現することが多いですが、実際にはもっと奥深いものがあり、それがまた分かりにくさに繋がっています。その奥深さは、私達が日頃から使っている漢字から感じ取ることができます。それは「気」の漢字を持つ言葉。「天気」、「気候」、「蒸気」、「元気」、「気配」、「気力」、「気合」、「殺気」などなど、これらの漢字から感じる「気」は、東洋医学で意味する「気」でもあります。なんとなく感じていただけましたか?「気」にはいくつかの種類があるのですが、今回はこの部分は省略します。この「気」によって起こる「冷え」があります。

「気」は、

1)推動作用:成長や発育、生理活動、新陳代謝に関連し、血や津液を全身に巡らせる
2)温煦作用:臓腑や器官などの組織を温め、体温を保持する
3)防御作用:体表で外邪の侵入を防御する
4)固摂作用:血、津液などをつなぎ留める、血が脈の外へ漏れ出さないようにする
5)気化作用:精から気に、気から血や津液に、津液が尿や汗に、変化させる

とういう働きがあります。気が不足すると「気虚」という状態に、1)~5)の作用が低下します。2)温煦作用が著しく低下すると「陽虚」の状態となり、全身に血や津液を巡らせることや、体温調節が難しくなり「冷え」を生じるのです。

「血(けつ)」、「津液(しんえき)」は、「陰」に属す
「血(けつ)=血液」は、津液と「気」の中の「営気(えき)」で作られ、脈中(血管)を流れて、四肢や臓腑を潤します。「津液(しんえき)=水分」は、体内の飲食物から分離した水様のもので、唾液、涙、鼻水、汗、尿なども含まれます。この「陰」によって起こる「冷え」があります。

「不足」の場合
血が不足した状態を「血虚」といい、「血」や「津液」の「陰」が不足した状態を「陰虚」といいます。
この「陰」の不足によって、熱が体内で偏り、全身に熱をすみずみまで届けることが難しくなります。「血」が不足するのは、「血」を作り出せない場合(消化器系の不調や栄養の偏り)、「血」の消耗が激しい場合(体力の消耗)があります。「私、水たくさん飲んでるんですけど…」という方が「陰の不足」であるとき、「あるべきところになく、なくていいところにある」場合があり、代謝や循環の悪さが考えれます。

「滞り」の場合
「血」の滞りは「瘀血(おけつ)」といい、「津液」の滞りは「水毒」といいます。いずれも「血」もしくは「津液」の循環不良や滞りの状態です。
この「陰」の滞りによって、停滞した「陰」により「冷え」が生じます。また「血の滞り=血(おけつ」では、痛みを伴うこともあります。「陰の滞り」は「気」の1)推動作用の低下が関係していることもあり、「気」の不足やストレスなどによる「気」の乱れによって引き起こされることも多いです。

さて、どうでしたか?あなたはどのタイプかわかりますか?ちょっと難しいかもしれませんね。

用語は違えど、西洋医学の考え方と似ている部分もありますし、西洋医学にはない東洋医学独特の部分もあります。「気=エネルギー」、「血(けつ)=血液」、「津液(しんえき)=水分」という東洋医学的な構成要素が、「冷え性」に大きく関係していること、そして「何が?」、「どのような状態なのか?」によって、あなたの「冷え性」のタイプがわかります。

PS:当院のロゴマークにある3つの丸の白い丸は「気」、塗りつぶしの丸は「血」「津液」を表現しています。

冷え性~あなたの冷えは?西洋医学編~

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先日ホットヨガを始めます!というブログを掲載しましたが、ホットヨガスタジオのインストラクターの方が「私、冷え性で、60分のクラスをやってもまだ足先が冷たいんです…」と。また先日仕事の関係で当院に来た女性も、足先用のカイロを貼っていました。寒くなりましたからね、外出すると手足は冷えますよね…鍼灸師の私には、とっても気になるフレーズと光景です。ということで、今回は「冷え性」について。そしてこれから色々な切り口で「冷え性」を見ていきたいと思います。

私自身、子供の頃から「極度の冷え性」に悩んだ一人です。でも私の体の辛さが「冷え性」だとわかるのに20年以上の月日がかかりました。「冷え性」による体の辛さから解放されたことが、鍼灸師になるきっかけの一つでもありました。私にとって「冷え性」はとても大事なことで、これからも追究していきたいテーマです。

そこで今回は「あなたの冷えは?西洋医学編」のお話。

東洋医学では「冷えは万病の元」といって「未病」と捉えられていました。「未病」とは字のごとく、まだ病気ではないが、病につながる状態。西洋医学では、「冷え性」は病気ではないため、存在すらしませんでした。しかし西洋医学の分野でも「冷え」の研究がすすみ「冷え性」という言葉が日常的に聞こえてくるようになり、「●活」という言葉の流行とともに「温活」という言葉も生まれました。そう、私の「冷え性」がわからなかったのには、こういう経緯があったからとも言えます。

今回タイトルにもあるように、西洋医学的な視点から「冷え性」を見ていきます。最近「冷え」を次のようなタイプに分けているのを見かけます。

①手足(四肢末端)の冷えタイプ:過剰な血管収縮により発生する冷え
②内臓の冷えタイプ:自律神経が乱れが大きく関係している冷え
③下半身の冷えタイプ:下半身の血行不良により発生する冷え
④全身の冷えタイプ:代謝の低下、低体温により発生する冷え

さあ~、あなたはどのタイプですか?

これはあくまでも大きく分類しただけなので、この4つのタイプに当てはまらない方、複合タイプの方もきっといると思います。「分からない」という方もいると思います。そして、実は「冷えていない」のに、「冷えている」と感じている方もいらっしゃるんですよ。

では、そもそも西洋医学的に見た場合、「冷え」に係わる生理的に重要なことは何でしょうか?脳(視床下部)には体温調節中枢があり、皮膚で感知した外気温の変化情報を受け取り、体の深部温度を一定に保つように調節しています。上の4つのタイプを考えた時、体温調節に特に重要なのは、1)産熱と放熱、2)血液、3)自律神経が考えられます。

1)産熱と放熱

体熱は、体内で物質を合成・分解=つまり代謝、そして筋肉の運動、食後の消化運動などによって発生します。外気温や、接している物などが体温より低いと、体熱は冷たい方へと伝わり、体熱が奪われやすくなりますが、皮膚血管を収縮させ、皮膚血管を流れる血液量を減少させて放熱を抑制、そして深部温度を保つために熱を深部へと集めます。

つまり、産熱量が少なければ「冷え」を生じますし、放熱が多ければ「冷え」を生じます。

2)血液

血液の働き重要な役割の一つに「体熱の運搬」があります。つまり血液の流れが悪ければ、体熱の運搬が滞り「冷え」が発生します。

3)自律神経

血液は、心臓から送り出され、血管を通り運搬されます。心臓と血管の調節には自律神経が関与しています。つまり自律神経の乱れは、体熱の運搬を阻害する要因となります。

「冷えを克服」するためには、自分の冷えについて知ることが大事です。「どこが」「どのようなに」「どのようなときに」が重要です。ご自身の体調によっても左右されます。天候や時間帯なども影響していることもあります。そうすると、1)産熱と放熱、2)血液、3)自律神経のどれが大きくあなたの「冷え」に関与しているのかが見えてきます。

たとえば、1)産熱が少ないのであれば、着込んだり、外から温めるだけでは「冷え性」を根本的に改善することはできません。産熱できる体作りが大切になりますね。まず自分の冷えは「どのタイプ」で「体温調節の何に問題がありそうなのか」を探ってみましょう!

腰痛~腰がピンポイントで痛い!~

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今回も東京で施術をしていた時の改善例をお届けしたいと思います。

40代女性の腰痛。

以前鍼灸に通っていましたが、運動で体調を改善しようとしばらく鍼灸はお休みしていた患者様。が、色々やってみたものの、どうしても自分では何ともならない腰痛、それもなんとも言えないピンポイントの痛み。長い間座っていたり、運転していたりすると特に痛むとのこと。今回ばかりは、鍼灸に頼ることに。

腰痛は、多くの人が抱える症状です。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など器質的な問題から起こる特異的腰痛、器質的な問題は特に見当たらない非特異的腰痛には、仙腸関節性、椎間関節性、筋・筋膜性、椎間板性、最近では、上殿皮神経の絞扼による腰痛、また複数の要素が絡み合ってる場合もあります。

さてさて、この40代の女性の場合、お話を聞いたり、動作をしてもらったりして確認しても、う~…なんだかどれにも当てはまらないような…一度うつ伏せになって寝ていただき、背中・腰を確認してみました。あらら…腰の弯曲が少ないですね…背中がきれいに斜めです。

脊椎は、通常緩やかなS字曲線を描いています。首は前弯、胸は後弯、腰は前弯です。そうすることで衝撃や加重を分散しているのですが、この曲線が無くなって、きれいに斜めになっている方は、脊椎と骨盤が交わる付近に良く痛みが出る方が多いような気がします。

この患者様もその辺りにピンポイントに痛みがあります。触ってみます。あら?ピンポイントで痛いと言っている部分だけ、とっても冷えてます。それも表面というよりは深部。よーく見ると皮膚の色も少し紫がかってますね…これ「瘀血(おけつ)」ですね。

「瘀血(おけつ)」とは、東洋医学では、血液の流れが滞っている状態を意味します。「瘀血(おけつ)」は、刺すような痛み(刺痛)が出てくる場合があるんですよ。

ということで、血の滞りを改善するために、その場所に鍼を刺して少し上下に動かします。少し刺激のある鍼ですが、この患者様は刺激のある鍼はお好み。というものの、様子を伺いながら行います。奥の方から私の手に痛みが伝わり、消えて、また痛み、また消えてを何回か繰り返して鍼を抜きました。皮膚の色が変わり、深部の冷えも感じなくなりました。

その他の全身治療をして、最後に立ったり、座ったりして痛みを確認してもらい、少し違和感があるものの(鍼をした後の残鍼感かもしれませんが)、痛みは軽減。念のため次の週にも来院いただきましたが、痛みはなかったとのこと。どうしても自分では取れなかった痛みの再発防止のために、それ以降も月一でご自身のためにメンテナンスを続けることに。

と、今回は瘀血(おけつ)による腰の痛み。西洋医学ではなかなか解を見つけ出せないかもしれない改善例をお届けしました。

 

※施術効果は個人差があります。