冷え性~あなたの冷えは?東洋医学編~

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~多治見市音羽町4丁目 女性鍼灸師・整体師が営む治療院~

鍼灸 治療院ゆうら
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昨夜から「あれ雪?」というぐらいのパラパラ降っていた雪。今朝起きたらうっすら積もって、今も少し舞ってますね。う~寒いです。衣服やカイロなどをうまく使って冷え対策してくださいね。

さて前回は、西洋医学の視点から「冷え」を見てみました。今回は東洋医学の視点から見ていきます。

東洋医学は、昔から「冷えは万病の元」と言い、「冷え」の状態は病気につながるとして、重要視していました。東洋医学には、「陰」と「陽」という考え方があり、そして東洋医学の生命活動を営む上で重要な構成要素「気=エネルギー」、「血(けつ)=血液」、「津液(しんえき)=水分」があります。

「気」は「陽」に属す
「気=エネルギー」と表現することが多いですが、実際にはもっと奥深いものがあり、それがまた分かりにくさに繋がっています。その奥深さは、私達が日頃から使っている漢字から感じ取ることができます。それは「気」の漢字を持つ言葉。「天気」、「気候」、「蒸気」、「元気」、「気配」、「気力」、「気合」、「殺気」などなど、これらの漢字から感じる「気」は、東洋医学で意味する「気」でもあります。なんとなく感じていただけましたか?「気」にはいくつかの種類があるのですが、今回はこの部分は省略します。この「気」によって起こる「冷え」があります。

「気」は、

1)推動作用:成長や発育、生理活動、新陳代謝に関連し、血や津液を全身に巡らせる
2)温煦作用:臓腑や器官などの組織を温め、体温を保持する
3)防御作用:体表で外邪の侵入を防御する
4)固摂作用:血、津液などをつなぎ留める、血が脈の外へ漏れ出さないようにする
5)気化作用:精から気に、気から血や津液に、津液が尿や汗に、変化させる

とういう働きがあります。気が不足すると「気虚」という状態に、1)~5)の作用が低下します。2)温煦作用が著しく低下すると「陽虚」の状態となり、全身に血や津液を巡らせることや、体温調節が難しくなり「冷え」を生じるのです。

「血(けつ)」、「津液(しんえき)」は、「陰」に属す
「血(けつ)=血液」は、津液と「気」の中の「営気(えき)」で作られ、脈中(血管)を流れて、四肢や臓腑を潤します。「津液(しんえき)=水分」は、体内の飲食物から分離した水様のもので、唾液、涙、鼻水、汗、尿なども含まれます。この「陰」によって起こる「冷え」があります。

「不足」の場合
血が不足した状態を「血虚」といい、「血」や「津液」の「陰」が不足した状態を「陰虚」といいます。
この「陰」の不足によって、熱が体内で偏り、全身に熱をすみずみまで届けることが難しくなります。「血」が不足するのは、「血」を作り出せない場合(消化器系の不調や栄養の偏り)、「血」の消耗が激しい場合(体力の消耗)があります。「私、水たくさん飲んでるんですけど…」という方が「陰の不足」であるとき、「あるべきところになく、なくていいところにある」場合があり、代謝や循環の悪さが考えれます。

「滞り」の場合
「血」の滞りは「瘀血(おけつ)」といい、「津液」の滞りは「水毒」といいます。いずれも「血」もしくは「津液」の循環不良や滞りの状態です。
この「陰」の滞りによって、停滞した「陰」により「冷え」が生じます。また「血の滞り=血(おけつ」では、痛みを伴うこともあります。「陰の滞り」は「気」の1)推動作用の低下が関係していることもあり、「気」の不足やストレスなどによる「気」の乱れによって引き起こされることも多いです。

さて、どうでしたか?あなたはどのタイプかわかりますか?ちょっと難しいかもしれませんね。

用語は違えど、西洋医学の考え方と似ている部分もありますし、西洋医学にはない東洋医学独特の部分もあります。「気=エネルギー」、「血(けつ)=血液」、「津液(しんえき)=水分」という東洋医学的な構成要素が、「冷え性」に大きく関係していること、そして「何が?」、「どのような状態なのか?」によって、あなたの「冷え性」のタイプがわかります。

PS:当院のロゴマークにある3つの丸の白い丸は「気」、塗りつぶしの丸は「血」「津液」を表現しています。

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